ケルンのカーニバル!11月11日に解禁!

11月11日といえば、日本ではポッキーの日ですが、ケルンではこれから数か月続くカーニバルの始まりの日です。これから来年2月のカーニバル週の終わりまで、ずっとカーニバルとなります。

ここで、11月11日文化について紹介します。

ケルンは、ドイツ国内では、カーニバルと、地元の陽気な人柄で有名です。ドイツ各地にカーニバルの文化がある中、ケルンのカーニバルはちょっと違います。

カーニバルとは?

カーニバルはカトリック系キリスト教の伝統です。そのため、フランスやイタリアなど、カトリック圏にもカーニバルはあります。

但し、ドイツ国内ではプロテスタント系の地域があり、カーニバルが祝われないだけではなく、祝日にも違いがあり、同じ国とはいえど、誰でもカーニバルに参加するというわけではありません。

カーニバルは、どこの国でも一般的に『踊り、音楽、マスクをつけること』が基本です。ケルンではこれらにおいて、地元ならではの習慣があるため、国内でもケルンのカーニバルは特別な扱いを受けています。

ケルンのカーニバルの特徴

ケルンのカーニバルについては、後で詳しく触れますが、大まかに大切なポイントだけ抑えておきます。

カーニバルの第一日目は11月11日

まず、第一に、ケルンではカーニバルは、2月や3月ではなく、毎年決まって、カレンダー通り11月11月に始まります。正確には11月11日の11時11分に始まります。

地元では11.11.をElfte Elfteと呼びます。これは、『カーニバルの日』と同じ意味で使われます。

“Was machen wir am 11.11.?” (11月11日・カーニバルの日何する?)

と言うように使われます。普通はNovember 11.なので、こういう言い方をすることは珍しいのです。

仮装をする

ヨーロッパ風のおしゃれなマスクではなく、ケルンではアメリカのハロウィンのような仮装をします。

ケルンのカーニバルの写真を見せて、「これはいつどこで撮った写真でしょうか?」と聞くと、「アメリカのハロウィンでしょ?」という答えが返ってくることでしょう。

ただ、一つだけ違うのは、ケルンのカーニバル用の仮装があることです。

ケルンの地元の色:赤と白を使った仮装@Deusche Welle

地元愛丸出しです。

また、伝統的なカーニバルのコスチュームもあります。

ケルシュを飲む

11月11日は平日ですが、お昼前には酔っぱらっている人達で、街が溢れかえります。

この日は、街のKneipe(飲み屋・バー)は、人で溢れており、早めにいかないと入れない状態になります。一人一人のところまで注文を取りにくるようなサービスは、もうほとんどありません。この日は、『何を飲みたいか』ではなく『いくつケルシュグラスを注文するか』聞かれることでしょう。

地元のビールKölschケルシュは決まって、200mlグラスで売られ、それぞれの飲み屋さんで出すケルシュの種類はもう決まっています。

ケルシュは値段は一杯1.20~1.80ユーロが普通ですが、この日は2ユーロとするところが多いです。

ケルンの方言の音楽を聴く

ケルンには、ちゃんとした方言があります。ドイツの他の町から来た人たちは、何個か単語を拾えるかというくらい、ドイツ語からは離れています。ケルンは、フランス、ベルギー、オランダに近いため、方言は、オランダ語とすこしフランス語が混ざっています。

こ の日は、どこに行っても、この方言を使ったカーニバル音楽しか流れていません。古い、ドイツの民謡を想像したら、見当違い。なんと、毎年20曲くらい新し い曲が出ています。カーニバルを大切にするケルンでは、ドイツ国内でケルンでしか売れなくても、バンドとしてやっていけるくらい、カーニバル音楽が愛され ています。

バーでは、みんな揃って一緒に歌います。ケルンは大きい街なので、もちろん地元の人ばかりではありません。でも、ドイツの他の町 から来た人達も、一緒に歌おうとします。地元の人たちは、毎年同じ音楽を耳にするため、方言では話せないけど、方言で歌える人が沢山います。他の町から来 た人たちは「何となく、言ってることはわかるような気がする」という程度です。

しかし、みんな一緒に歌えるのは、どの曲も同じフレーズを繰り返して、聴いている人が一緒に歌えるようになっているため、聞いたことのない曲でも、曲の途中からは一緒に歌えるようになっています。

ALLE JLÄSER HUHはドイツ語では、Alle Gläser Hoch(グラスを高く掲げよう)となります。

Op die Liebe un et Läve, Op die Freiheit un dr Dud…(方言)

Auf die Liebe und das Leben.Auf die Freiheit und das Tod…(ドイツ語).

何となくわかりますか?

私の一番好きなカーニバルの曲は、これです。

タイトルのEt jitt kei Woodはドイツ語ではEs gibt kein Wort.(言葉はない)

歌詞は、『ケルンのことを想う時、自分の地元のことを想う時、この気持ちを表す言葉が見つからない。』

こ んな地元愛があるから、この街が成り立っているんだなと思ってしまいます。もちろん、実際にこの日に外に出ていると、割れたビールのガラスが靴に刺さった り、そこら中に立ち小便の跡があって臭かったり、酔っ払いばっかりで何かと面倒くさいと思ったりするのですが、それよりもずっとこういう大きいお祭りが あって、みんなが参加できるということが嬉しいです。

ちなみに、このカーニバルの曲は、一年を通して耳にすることがあります。クラブで閉店前になると、この曲がかかったりします。

スローなカーニバルの曲が流れたら、みんなすることがあります、それはSchunkeleです。

本当に、隣にいる人が誰であろうと、絶対にこうなります。Imi(地元の言葉で、ケルンの外から来た人たちを表すことば)であろうと、こうやってカーニバルの最後には、みんなで腕を組んで揺れます。

そうすると自分の中にも、ケルンに対する地元愛を感じることができるから不思議です。

最後に、ケルンのカーニバルのプロモーションビデオをつけておきます。ビデオの中では「これは自分で経験しないとわからない」というナレーションが付いています。

これは、11月11日ではなく、春のカーニバルの映像なので、今からカーニバルに合わせて航空券を予約してみてはどうでしょうか(笑)

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