ドイツ人に人気のバケーション地 – Balkonien

「今年の夏の休暇どこに行くの?」と聞くと、Balkonienという答えが返ってくることがあります。果たして、ここはどこなのでしょうか?

Balkonienの意味

Balkonienは休みに遠くへ行かずに、家でバケーションを過ごすということを面白く表現したものです。

語の成り立ち

Der Balkonは『バルコニー』で、-ienは国の名前の語尾によく使われます。例えばSpanien(スペイン)Italien(イタリア)にも-ienがついています。これとバルコニーを合わせることで、バルコニー国という意味になります。

Balkonienの使い方

Wohin fährst du in Urlaub dieses Jahr?“(今年の休暇はどこ行くの?)という質問に、”Ich bleibe zu Hause“(家で過ごすよ)というよりも、”Ich mache Urlaub auf Balkonien“(バルコニー国で過ごすよ/家で過ごすよ)ということができます。

これは本当に家のバルコニーで過ごすという意味ではなく、どこにも泊りに行かないで家で過ごすということなので、バルコニーがない人でも、毎日市民プールや地元の公園に通って過ごしてもバルコニエンでのバケーションにカウントされます。

蛇足

休みが終わって、夏の終わりに日焼けしないで帰ってくると「お金がなくてどこにも行っていない」と周りに思われるから、日焼けするのは大切だなんて話を聞いたことがありますが、全くそんなことはありません。ただ、日焼けして帰ってくると「どこに行ってきたのー?」とか「焼けてる方がかわいい」とか何かとコメントをもらうことは確かです。

私も同僚があまりにも焼けていたら、やっぱりどこに行ったか聞いてしまいます。

ドイツ語にはBalkonien(バルコニー国)という言葉があるため、本当にバルコニーを外国のように飾って本当にそこで過ごすというドイツ人もいるのも事実。人工芝を敷き詰めて、ミニ冷蔵庫をつけたりガーデン家具を買ったりして、本格的に夏をそこで過ごそうとしている姿はドイツならではの光景です。

Balkonienの例(RTL.de)

ユカリ