意外に短いシャワー時間?ドイツ人のお風呂の習慣を覗いてみる
シャワー頻度の平均
男友達で「ずっと家から出てないから、シャワー2日浴びてないや」と言っている人がいてびっくりしましたが、意外に普通に毎日シャワーを浴びない人が多いみたいです。
調べてみると、ドイツ人口の66パーセントが最低一日に一度はシャワーを浴びているそうです。ちょっと低いですね。
湿度が低くて汗もかきにくいので、日本にいる時は考えられませんでしたが、意外と毎日シャワー無しにも生きていけます。
一度当たりのシャワーの時間
平均的なシャワーの時間は6~11分だそうです。ボイラーで水を温めている家では、シャワーを浴びすぎるとお湯が切れて、後の人が待たなければいけないということもあります。
シャワーは朝か夜か
基本的に朝シャワーを浴びる人が多いようですが、シャワーを朝浴びるか夜浴びるかはドイツ人も気になっているテーマのようで、検索してみると色んな説がでてきます。友達にこの話を持ち出したら、色んな例が出てきました。
面白いパターンが、仕事から帰ってきてからシャワーを浴びるタイプ。また、仕事の前や後にジムに行ってシャワーを浴びる人もいるため、起きてからとか寝る前にというわけでもないようです。
友達の中では、週末は外に出るまでシャワーを浴びないのが普通のようで、出かける前にシャワーを浴びてるよう。
更に、アパートによっては夜10時以降はシャワーは禁止のようなところもあるそうです。前に友達のところに泊っていた時に、「シャワー浴びてもいい?」と聞いたら「もう11時過ぎてるから、隣に迷惑になるからやめたほうがいいかな」と言われたことがあります
シャワーの温度
これは気づいたのですが、熱いお湯につかることに慣れていたり、シャワーの温度調節の40度が適温となっている日本と比べて、ドイツ人のシャワー温度はちょっと低いよう。
集団でシャワー
ジムやプールでは、一般的に個別のシャワー室ではなくて、セパレーターのないところで、オープンにシャワーを浴びるのが一般的です。これは日本で温泉に入るので慣れている人にとっては何ともないことなのですが、他の国から来る人はびっくりして抵抗があるようです。
ドイツではサウナの習慣やFKK(裸体主義)もあり、人前で裸になるのは他の国と比べてそれほど抵抗がないよう。特に東ドイツではこのFKKの傾向が強いので、さらにハードルが低いとも聞きました。
私も冬の間は女友達と週1でサウナに行くのですが、他の国の人を誘ってもなかなか来てくれません。裸に関しては保守的なアメリカ人(例:親の裸を見たことが無い人が大多数)はもちろん、隣国のイタリアやスペインの友達も、水着無しでは無理だといいます。
こういうところで、裸の付き合いがある日本とドイツが似ていると言われるのかなと思います。
参考:WELT