執筆者 ユカリ | 2月 4, 2023 | コラム, ドイツの文化
先日、オランダに住む友人のところに遊びに行った帰りに、IC(ドイツの特急列車)に乗っていたところ、やけに車内アナウンスが多いことに気が付いた。...
執筆者 ユカリ | 9月 10, 2022 | コラム
今年も新年の目標に、本を読むことを加えた。最低でもフィクションを10冊とノンフィクション5冊読むことにしていたら、自営業になったこともあり、余計な仕事のストレスがないせいか、案外7月にはこの目標をクリアしてしまった。 受賞作品や難しいけれど読まなければと思っていた本はもう読んでしまったので、普段は読まない、さくっと読める日本語のエッセイ集など、敢えてタイトルに釣られて評価やページ数を気にせずにいくつか買ってみた。...
執筆者 ユカリ | 8月 28, 2022 | ドイツ語勉強
他の外国語に見当たらない、意味の検討もつかないことわざって時々ありますが、このdas Mäusemelken「ねずみの乳絞り」はまさにそれです。なぜにネズミの乳を絞る?どこからこんな発想が生まれたのか、想像せずにはいられません。 Das Mäusemelkenの意味 Das Mäusemelkenの意味は、不可能な作業のことを表します。確かに言われてみればすぐに納得がいく表現ですね。 Das Mäusemelkenの成り立ち Die Mausはネズミで、複数形はMäuseです。...
執筆者 ユカリ | 8月 2, 2022 | コラム
先日、仕事で再度クライアント先のエストニアに行ってきた。 現地で働いている、同じ歳の日本人の社員さん達と外に行った時「あ〜またニーハオって言われた。エストニア人って本当に差別的で、外歩いてると、絶対に1日3回ぐらい言われますよ」と言うのである。 面白いことに、東京出身のその女性の顔を初めて見た時「日本顔だな」と思った。 エラが全くなく、丸顔なのだけれど、あごのところがシュッとしていて、日本っぽいのだ。 それに対して、私と母は、中国人や日本人に中国人かと間違われるくらい、中国顔である。...
執筆者 ユカリ | 11月 30, 2021 | ドイツの文化
カリーブルスト(Currywurst)は、食では定評のないドイツのソウルフードです。 日本ではドイツの食べ物といえばソーセージを思い浮かべますが、ヨーロッパのドイツ周辺国ではドイツの食べ物といえば、カリーブルスト(カリーヴルスト)を思い浮かべる人が多いようです。 今回は、日本ではあまり知られていない、ドイツのカリーブルストの魅力をお伝えします。 カリーブルストとは...
執筆者 ユカリ | 9月 19, 2021 | コラム
3年ぶりに帰国することにした。 2週間東京に自主隔離になりそうなので、今回は少し長めに2カ月ほど帰るつもりだ。前回帰国したのが丁度3年前。仕事がみつかり、月末に雇用契約書にサインし、翌月スタートでは急だからといって一か月空いたのでゆっくり1か月帰国した。社会人にもなって長期帰国をしているのも珍しいと思う。 よくいく日本人の美容師さんは、危篤のおばあちゃんに会うために2日間分の予約を何とか移動し、4日間で日本とドイツを行き来したそうだ。...
執筆者 ユカリ | 7月 7, 2021 | ドイツの文化
ドイツとアイスの話をしましたが、ヨーロッパに来てからどこの国へ行ってもアイスを食べるようになりました。 アイスは、私にとってはコーヒーのように、現地の物価を知る物差しとしても役立っています。 ドイツのアイスは1スクープが大体1.20ー1.50ユーロですが、安い時は1ユーロです。ストバキアにいった時、0.70ー1ユーロだったのを覚えています。それで、なんとなく物価全体が3割くらい安いような気がしたものです。...
執筆者 ユカリ | 5月 28, 2021 | ドイツの文化, ドイツ生活
ドイツの夏にはアイスが欠かせません。 晴れの日が少ないドイツでは、少しでも日が出たり、暖かい日にはアイス屋さんの前にちょっとした列ができます。少し暑いなと感じたらもう、長い列ができていることは当たり前の光景です。 ドイツのアイスは、安くて、しかも、アイス屋さんの数か多く、そこら中にあります。その数、ベルリンだけでも500件以上と言われており、その数は薬局の数に匹敵するそう。 今回は、ドイツのアイス文化をちょっとしたシリーズとして伝えていきたいと思います。 ドイツのアイスとイタリアのジェラートの深い関係...
執筆者 ユカリ | 5月 18, 2021 | コラム
小さいころから物書きに「なりたい」というよりも、自然といつかは「なる」と思っていた。 若くて無知で無敵というのはこういうことなんだと思う。 今となっては恥ずかしいけれど、20代になってから出版社に企画書的なものと書き始めた本の一章を送った。しかも自己紹介のビデオも作った。結果は、音沙汰無し。「受け取りました、検討します」もなく、完全に無視。でも私が編集者だったら、同じことをしていたと思う。...
執筆者 ユカリ | 12月 19, 2020 | ドイツ生活, ドイツ語表現
「今年の夏の休暇どこに行くの?」と聞くと、Balkonienという答えが返ってくることがあります。果たして、ここはどこなのでしょうか? Balkonienの意味 Balkonienは休みに遠くへ行かずに、家でバケーションを過ごすということを面白く表現したものです。 語の成り立ち Der Balkonは『バルコニー』で、-ienは国の名前の語尾によく使われます。例えばSpanien(スペイン)Italien(イタリア)にも-ienがついています。これとバルコニーを合わせることで、バルコニー国という意味になります。...