語学学校を終えたら、ビザ獲得のためにも、なるべく早く仕事を見つけたいもの。私の場合、ドイツ語学校を終えてから半年以上経ってから、就職しました。

ここで私がドイツで語学学校を終えてから、初めてドイツで就職活動をし、ドイツの会社で仕事に就くまでの経緯と就活前の準備について紹介します。住んでいる地域によって、ビザの制度などに差があるのと、これは数年前(2016年)の話なので、当てはまらないこともあると思いますが、少しでもお役に立てればと思います。

就職前のドイツ語の状況

私はドイツが全く話せない状態でドイツに来たので、ドイツ語はA1から習いはじめました。学校も授業料が一番安い、市民教室VHS(Volkshochschule)を選び、少人数制の私立語学学校に通っていた人と比べると、スピーキングと語彙の大きさはイマイチでした。

さらに日常的に、ドイツ語をあまり話していなかったので、最後のクラスを終了後、ドイツ語のレベルがどんどん落ちていくことに気づきました。

唯一の強みは、VHSの強みでもある、文法。語彙さえ調べれば、難しめの読解も可能でした。

就職前のビザの状況

語学ビザは最長2年までしかとれないということを知らずに、一時帰国したり授業をとっていない期間があったため、B2のクラスを取得する際に、語学ビザがもうとれない状況に遭遇。

そこでワーホリビザを取りました。働いていないのに、ワーホリビザを半年くらい使ってしまいました。

フリーランサービザに切り替えようと思っていましたが、それもベルリンだけのものだと知って、本気で就職活動を始めることにしました。

ドイツで就職活動準備

ドイツで就職活動をしたことがなかったので、ネットで調べたり、友達に聞いたりして準備をすすめました。ここでその時に知っていたら役にたった/知っていたらよかった情報を紹介します。

1.ドイツ語のテストを受ける

最後のB2のクラスを終了してからしばらくたっていたので、とりあえずゲーテのB2テストへ向けて勉強して合格しました。

これは意外に役に立ちませんでした。なぜならドイツ人はB2レベルと言われてもしっくりこないからです。「日本語検定2級」と言われても、日本人にはしっくりこないのと一緒です。

でも、これで履歴書に堂々と、「ドイツ語ができる」とアピールする自信につながりました。

2.履歴書用の写真を用意する

ドイツの履歴書には写真が重要で、しかもこれはプロに撮ってもらい、必ずしも真顔でスーツとも限らないそう。安いところでは3000円くらいでやってもらえるよう。Grouponにもよくそういうものがあります。

写真は胴体も入るため、スーツとちょっとフォーマルな私服の両方で撮影したり、ポーズも色々なパターンを試したりすることもあるそう。場合によっては、オフィスビルや街のシンボル的建物の前での撮影など、屋外での撮影もある。でももちろんこれはちょっと高くなります。

私の場合、当時はケチだったのと、写真の重要性を知らなかったので、日本で撮ったパスポート写真をスキャンして利用しました。この写真の重要性は、後に再就職する時に知りました。

再就職のとある面接で、面接してくれた人にこう言われました

「うちでは仕事は紹介できないかもしれないけど、アドバイスとして、写真をもっとフレンドリーなものに変えた方がいいと思うよ。写真では真面目で楽し気の無い人に見えるけど、実際に会ってみたら笑顔があって温かい性格が伝わってきたから、それを写真でアピールしないと損だよ

そして実際に写真を変えたら、面接に招待されることが少なかったのに、どんどん面接に招待されるようになった。この人には本当に感謝。

3.履歴書を準備

履歴書は、ドイツ語、英語、日本語の3つを用意しました。

どれも履歴書の書き方が全く違うため、それぞれひな形をいくつかダウンロードして自分に合う物を選ぶといいと思います。(学歴重視のもの、経験重視のものなど)。

日本の履歴書のテンプレートも、検索すればWord形式で無料でダウンロードできます。

ドイツ語の履歴書のテンプレートは「Lebenslauf Vorlage」「Lebenslauf Muster」で検索し、英語版は「Resume template」「CV template」で検索するとたくさん例がでてきます。英語履歴書でもアメリカとイギリスではスタイルが違うため、より簡易的なアメリカ版のほうをおすすめします。

履歴書に載せる内容も、職歴や学歴に加えて「言語(Sprachen)」という項目を用意して、ドイツ語のレベルを記載するといいでしょう。面接に行くまで、「外国人だからドイツ語が話せないかも」と普通に思われてもおかしくありません。これが履歴書で使う言語レベルの表現の仕方。

Grundkenntnisse(基礎、学校でちょっと習ったことがあるくらい)

Gute Kenntnisse (基本会話レベル)

Sehr gute Kenntnisse 又は Fließend (問題なく会話できるレべル)

Verhandlungssicher(ビジネスレベル)

Muttersprache(母国語)

ドイツ語でオフィスで働くのであれば、Verhandlungssicherでなければ面接に招待されるのは難しいかもしれません。だからここはちょっと大げさでも大丈夫かなと。日本語ー母国語というのを入れるのを忘れずに。

次回は、職探しについて紹介します。